ベランダで両腕を上げて洗濯物を干している女性の後ろ姿の写真|胸郭出口症候群|なで肩としびれの意外な関係|立川駅から徒歩圏の鍼灸院

胸郭出口症候群|なで肩としびれの意外な関係

目次
  1. 腕へ向かう神経と血管は、首の付け根を通る
  2. なで肩の女性と、重い物を持つ仕事の人に多い
  3. つり革につかまる。洗濯物を干す
  4. 握力が落ちて、細かい作業がしづらくなります
  5. 検査で症状をわざと出す
  6. 治療は、肩を吊り上げる筋肉を鍛えるところから
  7. まとめ

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は【胸郭出口症候群】について書いていきたいと思います!

つり革につかまっていると腕がしびれてくる、洗濯物を干していると腕がだるくなる、、
そんな腕を抱えている方の不安が少しでも軽くなれば嬉しいです!

腕へ向かう神経と血管は、首の付け根を通る

腕を動かす神経と、腕へ血を送る動脈。
どちらも首の付け根から鎖骨のあたりを通って、腕へ向かっていきます。

この通り道が狭くなって、神経と血管が押されるのが胸郭出口症候群です。

狭くなりやすい場所は、3か所!

押される場所は決まっていて

首の横にある筋肉と筋肉のあいだ。
鎖骨と、いちばん上の肋骨のあいだ。
そして胸の前にある筋肉の後ろ側。

生まれつき肋骨が1本多い方がいて、それが原因になることもあります。

胸郭出口症候群で狭くなる3か所として首の筋肉のあいだと鎖骨と肋骨のあいだと胸の筋肉の後ろを手書きしたホワイトボードの写真|胸郭出口症候群|立川の鍼灸院

なで肩の女性と、重い物を持つ仕事の人に多い

起こりやすい方には、はっきりした傾向があります。

なで肩の女性。
重いものを持ち運ぶ仕事の方。

資料に典型例として挙げられているのがこの2つで
患者様にお伝えすると、驚かれることが多いところです。

つり革につかまる。洗濯物を干す

症状が出る場面で多いのは

つり革につかまる時。
物干しの時。

どちらも腕を上に挙げる動作です。
腕を挙げると、しびれや、肩・腕・肩甲骨のまわりの痛みが出てきます。

肩こりだと思って放っておかれる方が多いのは、この出方のためのことが多いです!

しびれは、小指側に出ます

ここが見分けの手がかりになります。

しびれや痛みが出るのは、前腕の小指側と、手の小指側に沿ったところ。
うずくような、時には刺すような痛みと、ビリビリする感じが出ます。

腕全体がなんとなくだるい、ではなく、小指側という決まった線に沿って出る。
そこが特徴です。

胸郭出口症候群の症状が出る場面としてつり革と物干しと小指側がしびれるを手書きした付箋3枚の写真|胸郭出口症候群|立川の鍼灸院

握力が落ちて、細かい作業がしづらくなります

進むと、感覚だけの問題ではなくなります。

手の握力が落ちる。
細かい動作がしにくくなる。

しびれは我慢できても、力が入らなくなると生活が変わります。
そこまで来ているなら、様子を見る段階ではないと私は思っています。

押されているのが神経か、血管かで症状が違います

この通り道を通っているのは、神経だけではありません。
腕へ血を送る動脈も一緒に通っています。

押されるのが神経のほうが、ずっと多いとされています。
その時に出るのが、ここまで書いてきたしびれと痛み、そして力の入りにくさです。

血管のほうが押された場合は、出方が変わります。
腕が腫れて色が変わる。
あるいは腕や手が冷たく感じて、だるくなる。

しびれではなく腫れや色の変化、冷たさが出ている時は、そこも含めて診てもらってください。

姿勢と体重も、症状を強くします

もうひとつ、資料に挙げられている要因があります。

姿勢の悪さと、体重が多いこと。

原因そのものではありませんが、症状を悪化させる側に働くとされています。
通り道の広さに関わる話なので、思い当たる方は手をつけやすいところだと思います。

検査で症状をわざと出す

診断のしかたが少し変わっています。

腕や首を決まった向きに動かして、症状をわざと出して確かめる方法が4つ使われています。
アドソン、ライト、ルース、エデンと、それぞれ名前がついています。

そのうえでレントゲンを撮り、肋骨が1本多くないか、鎖骨と肋骨のすき間が狭くなっていないかを見ます。

やり方はここには書きません。
病院で主にやるテスト方です!
当院でも行います!

治療は、肩を吊り上げる筋肉を鍛えるところから

最初に行われるのは運動療法です。

腕と、その付け根にあたる肩甲骨まわりを吊り上げている筋肉を鍛えていきます。
資料に挙げられているのは、僧帽筋と肩甲挙筋の強化訓練です。

やっぱり運動療法、リハビリが必要になります!

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

  • 腕へ向かう神経と血管が、首の付け根で押されて起きる
  • 狭くなりやすいのは3か所。肋骨が1本多いことが原因になることもある
  • なで肩の女性と、重いものを持ち運ぶ仕事の方に多い
  • つり革・物干しなど、腕を挙げる動作で出る
  • しびれは前腕と手の小指側に沿って出る
  • 進むと握力が落ちて、細かい作業がしづらくなる
  • 押されるのは神経のほうがずっと多い。血管なら腫れ・色の変化・冷たさが出る
  • 姿勢と体重は原因ではないが、症状を強くする側に働く
  • 診断は、腕を動かして症状をわざと出す4つの検査とレントゲン
  • 治療は、肩甲骨まわりを吊り上げる筋肉を鍛えるところから

肩こりだと思っていたものが、実は通り道の問題だったということがあります。
まずは自分の症状がどこに出ているかを確かめるところから始めていきましょう!

腕のしびれが続いている方は、立川駅・立川南駅から徒歩5〜8分の当院にもご相談ください。

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!


参考文献

日本整形外科学会「胸郭出口症候群」日本整形外科学会 症状・病気をしらべる.

American Academy of Orthopaedic Surgeons「Thoracic Outlet Syndrome」OrthoInfo.

タグ#なで肩#デスクワーク#立川#肩こり#胸郭出口症候群#腕のしびれ#鍼灸
院長 斉藤宏之

この記事を書いた人

斉藤 宏之

鍼灸師・柔道整復師(国家資格)/2015年から臨床

立川・錦町の完全自費 鍼灸治療院。「またここに来れば大丈夫」と思える場所を目指しています。

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