
ヘバーデン結節|第一関節だけが太くなるのはなぜか
目次
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は【ヘバーデン結節】について書いていきたいと思います!
指のいちばん先の関節だけが太くなって、曲がってきた、、
そんな指を見て不安になっている方の気持ちが少しでも軽くなれば嬉しいです!
起きているのは、第一関節の変形性関節症
ヘバーデン結節は、指の第一関節に起きる変形性関節症です。
軟骨がすり減って、関節の形が変わっていく。
それが指のいちばん小さい関節で起きています。
第一関節は、いちばん指先に近い関節
指の関節は、付け根から数えて3つあります。
そのうち、爪にいちばん近い関節が第一関節です。
起きやすいのは人差し指から小指まで。
親指に出ることもあります。
なぜそこだけなのかは、分かっていません
資料には「はっきりとした原因は不明」と書かれています。
なぜ第一関節ばかりで、なぜ第二関節や付け根ではないのか。
そこは今のところ分かっていないのです。
分かっているのは、40歳代以降の女性に多いこと。
そして手をよく使う方に出やすい傾向があることです。
家族に同じ指の方がいるからといって遺伝すると決まっているわけではありませんが、指先への負担には気をつけたほうがよいとされています。

腫れる、曲がる、動きが悪くなる
出方には順番があります。
第一関節が赤く腫れる。
だんだん曲がってくる。
そして動きも悪くなっていきます。
痛みを伴うこともありますが、痛みが無い方もいます。
腫れているのに痛くないから放っておいた、という話は珍しくありません。
つらいのは、強く握れなくなること
痛みのために強く握ることが困難になったという方が多く。
雑巾をしぼる
瓶のふたを開ける
買い物袋を持つ
見た目の変形よりも、この「握れない」のほうが生活にこたえると、いう方が多い印象です。
水ぶくれのようなでっぱりができることがあります
第一関節の近くに、水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることがあり、粘液のう腫と呼ばれるものです。
指先にできるので目につきやすく、驚いて受診される方がいらっしゃいます。
これもヘバーデン結節に伴って出るもののひとつです。
リウマチとは、別のものです
ここがいちばんお伝えしたいところなのですが、
指が腫れて曲がってくると、多くの方が関節リウマチを心配されます。
気持ちはとてもよく分かります。
ヘバーデン結節は、関節リウマチとは異なりますと、はっきり書かれています。
見分け方の手がかりは、どの関節に出ているかです。
ヘバーデン結節は、第一関節だけ。
関節リウマチは、指全体が変形していきます。
もちろん自分で決めるものではありませんが、「第一関節だけが太い」という状態が、そのままリウマチを意味するわけではない、ということです。

病院では、レントゲンで確かめます
診断は、見た目と画像の両方で決まります。
第一関節の変形、突出、そして痛み。
そのうえでレントゲンを撮り、関節のすき間が狭くなっていないか、関節が壊れていないか、骨のとげができていないかを見ます。
骨のとげは骨棘と呼ばれるもので、変形性関節症で出てくるものです。
治療は、薬とテーピングから
最初に行われるのは保存療法で
飲み薬や塗り薬。
そして指の局所を支えるテーピングなどが多いです。
痛みが強い時期には、関節の中にステロイドの注射をする方法が有効とされていて、
それでも痛みがとれない場合や、変形がひどくなって日常生活に困るようになった場合に、手術が検討されます。
資料には、すべての人が強い変形になるとは限りませんとも書かれています。
指を見るたびに先を心配してしまう方は、この一文を覚えて帰っていただきたいなと思います!

まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
- ヘバーデン結節は、指の第一関節に起きる変形性関節症
- 第一関節は、爪にいちばん近い関節。人差し指から小指に多く、親指にも出る
- なぜそこだけなのかは、まだ分かっていない
- 40歳代以降の女性に多く、手をよく使う方に出やすい
- 腫れる・曲がる・動きが悪くなる。痛みが無い方もいる
- 水ぶくれのようなでっぱり(粘液のう腫)が出ることがある
- 関節リウマチとは別のもの。第一関節だけか、指全体かが手がかり
- 治療は薬とテーピングから。すべての人が強い変形になるとは限らない
指の形が変わっていくのを見るのは、不安なものだと思います。
まずは何が起きているのかを知るところから、一緒に進んでいきましょう!
指の関節の痛みが続いている方は、立川駅・立川南駅から徒歩5〜8分の当院にもご相談ください。
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!
参考文献
日本手外科学会 広報渉外委員会「手外科シリーズ 4.ヘバーデン結節」日本手外科学会.
日本整形外科学会「へバーデン結節」日本整形外科学会 症状・病気をしらべる.





