朝の食卓でトーストを口元に運びかけたまま手であごの横を押さえている人の写真|顎関節症|口が開かない・音が鳴る・あごが痛い|立川駅・立川南駅の鍼灸院

顎関節症|口が開かない・音が鳴る・あごが痛い

目次
  1. あごの症状は、大きく3つに分かれる
  2. 4つの状態をまとめた、ひとつの呼び名
  3. こわい病気ではない、と学会は書いています
  4. 原因は、噛み合わせや歯ぎしりの外側にも広がる
  5. 相談先は歯科です
  6. 3か月が、ひとつの区切りになります
  7. まとめ

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は【顎関節症】について書いていきたいと思います!

あごの音や痛みを調べていたら顎関節症という言葉に行き当たったけれど、自分がどれなのか分からない、、
そのもやもやが少しでも晴れれば嬉しいです!

あごの症状は、大きく3つに分かれる

顎関節症は、あごの関節と、あごを動かしている咀嚼筋に起きる障害をまとめた呼び名です。

痛い・開かない・音が鳴る

学会が主要症候として挙げているのは3つです。

あごが痛む。
口が開かない。
あごを動かすと音がする。

日常では、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、あごの音がわずらわしい、という形で現れます。

3つが全部そろう方もいれば、音だけという方もいます。
どれか1つでも当てはまれば、この枠の中の話です。

顎関節症の主要な症状としてあごの痛みと口が開かないことと音が鳴ることの3つをチェック欄つきで手書きした白いカードの写真|顎関節症|立川の鍼灸院

4つの状態をまとめた、ひとつの呼び名

ここが分かりにくいところだと私は思っています。

顎関節症という名前は、ひとつの病気を指していません。
起きている場所が違う4つの状態を、ひとまとめにした呼び名です。

筋肉が痛むもの/関節が痛むもの

ひとつめは咀嚼筋痛障害。
あごを動かす筋肉そのものの痛みが主な症状です。

ふたつめは顎関節痛障害。
こちらは関節の痛みが主な症状になります。

同じ「あごが痛い」でも、痛んでいるのが筋肉か関節かで別の入れ物に入ります。

円板がずれるもの/骨が変わるもの

みっつめは顎関節円板障害。
関節の中にある関節円板という組織の位置がずれるものです。

よっつめは変形性顎関節症。
顎関節をつくっている骨のほうに変化が生じたものを指します。

音が鳴る、ひっかかったような動き方をする。
そういう訴えも、この4つのどこかに収まります。

顎関節症に含まれる4つの状態として筋肉の痛みと関節の痛みと円板のずれと骨の変化を4区画に手書きした診察机の紙資料の写真|顎関節症|立川の鍼灸院

こわい病気ではない、と学会は書いています

調べていると不安になる言葉が並びます。
関節、円板、変形。
どれも重たく見えます。

それでも、適切な診察や検査を受けて、標準的な治療や自己管理によって快方に向かうことが多い
と、されていて

診療ガイドラインのほうには、もう少し踏み込んだ書き方がされています。
顎関節症の多くは、時間の経過とともに改善し、治癒していくことが示されている、と。

原因は、噛み合わせや歯ぎしりの外側にも広がる

原因としてよく挙げられるのは、噛み合わせの異常や歯ぎしりです。
これによって顎関節、とくに関節円板が傷つくとされています。

ただ、それだけではありません。

痛みには身体的な傷害だけでなく、心理的・社会的な因子も関連しているとされています。

眠れていない時期にあごが張る。
気が張る仕事が続くと噛みしめが増える。
そういう話とつながってきます。

原因を1つに決めきれないところが、この状態の扱いにくさだと私は感じています。

相談先は歯科です

顎関節症を診るのは歯科、または口腔外科です。

行われることとして挙げられているのが、消炎鎮痛薬や筋弛緩薬による薬物療法。
噛み合わせの調整。
スプリントという、マウスピースのような装置を使う保存療法。

あわせて、筋のマッサージや開口訓練といったリハビリを継続的に行うことも治療法のひとつとされています。

関節円板の位置がずれている場合には、手で位置を戻す処置や、関節内を洗う処置が行われることもあります。

音が鳴るだけで痛みも困りごとも無いなら、すぐに何かをする話にはなりません。
噛めない、開かない、痛くて眠れない。
そういった時には、専門医に診てもらいましょう!

顎関節症で歯科で行われることとして薬と噛み合わせの調整とスプリントと開口訓練の4つを手書きした手帳の写真|顎関節症|立川の鍼灸院

3か月が、ひとつの区切りになります

初期の治療として挙げられているのは、自分で口を開く訓練と、睡眠時に使うマウスピースです。

ただ、そのすぐ横に、こう書かれています。
弱い推奨・エビデンスの確実性は非常に低い。

学会が自分の勧める方法について、確かな証拠は乏しいと明記しているということです。

口を開く訓練のほうは、器具も装置も要らないので初期費用がかからない、とも書かれています。

そしてもうひとつ、はっきりした目安が書かれています。

3か月ほど同じ治療を続けても症状が変わらない場合は、早急に専門の施設や専門医へ。

同じことを続けたまま何年も過ぎてしまった、、
こういった状況を避けるためにも3ヶ月というのは1つの目安になると思います。

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

  • 主要な症状は、あごの痛み・口が開かない・動かすと音がするの3つ
  • 顎関節症はひとつの病気ではなく、4つの状態をまとめた呼び名
  • 痛んでいるのが筋肉か関節か、円板か骨かで中身が変わる
  • 命に関わる病気ではなく、多くは時間の経過とともに改善していく
  • 噛み合わせや歯ぎしりだけでなく、心理的・社会的な因子も関わる
  • 相談先は歯科。生活に食い込んできたらそこが目安
  • 3か月続けて変わらなければ、専門医へ渡す区切りが決まっている

名前が重たく見えても、中身を分けて見れば手のつけようがあります。
まずは自分がどの症状なのかを確かめてみてください。
一緒に前に進んでいきましょう!

身体の緊張や噛みしめが気になっている方は、立川駅・立川南駅から徒歩5〜8分の当院にもご相談ください。

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!


参考文献

一般社団法人日本顎関節学会「顎関節症とは」日本顎関節学会.

公益社団法人日本口腔外科学会「顎関節の疾患」口腔外科相談室.

タグ#あごの痛み#噛み合わせ#歯ぎしり#立川#開口障害#関節円板#顎関節症
院長 斉藤宏之

この記事を書いた人

斉藤 宏之

鍼灸師・柔道整復師(国家資格)/2015年から臨床

立川・錦町の完全自費 鍼灸治療院。「またここに来れば大丈夫」と思える場所を目指しています。

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