体育館の床で片膝をつき外くるぶしの前を手でおさえている脚のクローズアップ写真|足関節捻挫|また捻ったを繰り返さないために|立川駅から徒歩圏の鍼灸院

足関節捻挫|また捻った、を繰り返さないために

目次
  1. 捻挫は、靱帯がいたんでいる状態です
  2. 外くるぶしが痛むのは、内側に捻るからです
  3. この3つが出ていたら、様子見をしないでください
  4. 最初の数日は、R.I.C.E.
  5. 繰り返す人と、繰り返さない人の分かれ目
  6. 放っておくと、軟骨まで傷むことがあります
  7. まとめ

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は【足関節捻挫】について書いていきたいと思います!

段差を踏み外して足首をぐきっとやってから、また同じところを捻ってしまう、、
そんな足首と付き合っている方の不安が少しでも軽くなれば嬉しいです!

捻挫は、靱帯がいたんでいる状態です

捻挫という言葉は、それだけだと、どこがどうなったのかが分かりません。
実際に起きているのは、関節を支えている靱帯がいたむことです。

足首の捻挫は、スポーツで起きるけがの中でもっとも多いもののひとつで
バスケットやバレーの着地で人の足の上に乗ってしまう。
サッカーでグラウンドのくぼみに足をとられる。
そういう場面で起きます!

いたみ方で、三段階に分かれます

分け方は、どの靱帯がどこまでいたんだかで決まります。

Ⅰ度は、
前距腓靱帯という靱帯の部分的な損傷。

Ⅱ度は、

その前距腓靱帯が完全に切れた状態。

Ⅲ度は、

前距腓靱帯に加えて踵腓靱帯まで完全に切れた状態です。

同じ「捻挫」でも、中身はこれだけ違います。
「捻挫だから軽い」とは限らない、というのがまずお伝えしたいところです。

捻挫の3段階をⅠ度は一部が損傷・Ⅱ度は1本が断裂・Ⅲ度は2本が断裂と手書きしたレポート用紙の写真|足関節捻挫|立川の鍼灸院

外くるぶしが痛むのは、内側に捻るからです

足首の捻挫の多くは、足の裏が内側を向く方向に捻って起こります。
そうすると伸ばされるのは足の外側です。
だから痛みも腫れも、外くるぶしの前や下に出ます。

外くるぶしの前や下を押さえると痛みが出る、というのも同じ理由になります。

この3つが出ていたら、様子見をしないでください

捻挫のあと、注意が必要なサインが挙げられています。

体重をかけられない。
腫れが強い。
皮下出血が出ている。

このどれかが出ている時は、靱帯だけの問題ではないことがあります。
「捻挫だと思っていたら折れていた」は、実際に起こります。
そこは自分で判断せず、整形外科で診てもらってください。

お子さんの足首は、大人と分けて考えます

小児の捻挫では、小さな骨折を伴うものが多いとされています。
そのため、大人よりも検査が必要になる場面が多くなります。

お子さんは自分の痛みをうまく説明できません。
「捻っただけ」と言っていても、痛がり方が続くようなら一度診てもらってください。

最初の数日は、R.I.C.E.

Ⅰ度とⅡ度で行われるのは、R.I.C.E.と呼ばれる処置です。

安静にして、冷やして、圧迫して、心臓より高く上げる。
この4つの頭文字をとった呼び名になります。

Ⅲ度になると、R.I.C.E.に加えて2〜3週間の固定が入ります。
ほとんどはバンデージやサポーター、ギプス固定などで治っていきますが、手術が必要になることもあります。

痛みが引くまでの時間は、軽いもので2週間ほど。
重いものになると、6週から12週かかります。

繰り返す人と、繰り返さない人の分かれ目

ここが本題です。

痛みが引いて歩けるようになると、そこで終わりにしたくなります。
気持ちはとてもよく分かります。
ただ、資料にはリハビリをきちんと行わないでスポーツに復帰すると、捻挫を繰り返したり、足首に痛みなどの後遺症を残すことがあると書かれています。

さらに踏み込んだ書き方もされていて、リハビリが不完全なことが、足首がぐらぐらになって繰り返す状態のいちばん多い原因だとされています。

繰り返すのは、足首が弱いからではありません。
途中でやめたからです。

復帰までは三段階あります

第一段階は、捻挫をした直後です。
それ以上ひどくならないようにR.I.C.E.をする時期になります。

第二段階は、硬くなった足首を柔らかくして動きを取り戻し、あわせて足首まわりの筋肉を鍛え直す時期です。
動かない期間があると、筋肉は落ちます。

第三段階が、いちばん飛ばされやすいところです。
バランスをとる練習をして、そのうえでジョギング、ダッシュ、ストップ、サイドキックといった実際の動きまで戻してから復帰します。

足の指でタオルをつかんで引き寄せる。
不安定な板の上に立ってバランスをとる。
ゴムチューブを足にかけて横に引っ張る。
資料に載っているのは、道具にほとんどお金のかからないものばかりです。

復帰までの3段階をR.I.C.E.・柔軟と筋力・バランスと手書きし飛ばすと繰り返すと赤で添えた方眼ノートの写真|足関節捻挫|立川の鍼灸院

放っておくと、軟骨まで傷むことがあります

重い捻挫では、靱帯だけでなく軟骨も一緒にいたんでいることが少なくありません。
これを放っておくと、痛みが慢性化するだけでなく、変形性足関節症に進む恐れがあるとされています。

足首の関節が、年月をかけて形を変えていくということです。
一度の捻挫がそこまで行くわけではありませんが、繰り返すたびに近づいていきます。

捻挫を「たかが捻挫」と扱わないほうがいい理由は、痛みそのものよりもこの先にあると私は思っています。

捻挫のあと様子見をしてはいけないサインとして体重をかけられない・腫れが強い・皮下出血を手書きした付箋3枚の写真|足関節捻挫|立川の鍼灸院

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

  • 捻挫は、関節を支える靱帯がいたんだ状態
  • いたみ方でⅠ度・Ⅱ度・Ⅲ度に分かれ、中身はかなり違う
  • 多くは内側に捻って起こり、外くるぶしの前や下が痛む
  • 体重をかけられない・腫れが強い・皮下出血は、様子見をしない
  • 軽いもので2週間、重いもので6〜12週間
  • 繰り返す最大の原因は、リハビリを途中でやめること
  • 重い捻挫は軟骨も傷み、放置すると変形性足関節症に進む恐れがある

痛みが引いたところが終わりではなく、そこからが分かれ目になります。
バランスの練習まで戻してから、次の一歩へ進んでいきましょう!

足首を何度も捻ってしまう方は、立川駅・立川南駅から徒歩5〜8分の当院にもご相談ください。

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!


参考文献

日本整形外科スポーツ医学会 広報委員会「スポーツ損傷シリーズ 2.足首の捻挫(足関節捻挫)」日本整形外科スポーツ医学会.

American Academy of Orthopaedic Surgeons「Sprained Ankle」OrthoInfo.

タグ#スポーツ外傷#リハビリ#捻挫#立川#足関節捻挫#足首#鍼灸
院長 斉藤宏之

この記事を書いた人

斉藤 宏之

鍼灸師・柔道整復師(国家資格)/2015年から臨床

立川・錦町の完全自費 鍼灸治療院。「またここに来れば大丈夫」と思える場所を目指しています。

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