室内で自分の膝を両手でマッサージする脚のクローズアップ。自分で揉んでも引かない膝の痛みと長く付き合うコツを解説する立川の鍼灸院ブログのアイキャッチ画像

自分で揉んでも引かない膝の痛み|長く付き合うコツ

目次
  1. 自分で揉んでも、すぐには変わらない?
  2. でも大事なこと
  3. 「ほぐす」より「負担を減らす」
  4. 今日からできる、付き合い方
  5. それでも、つらいときは
  6. まとめ

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

今回は「自分で揉んでも、なかなかよくならない膝の痛み」について書いていきたいと思います!

膝の前が痛くて、自分でマッサージしたり、温めたり。
それなのに、なかなか痛みが減らない
「ちゃんとケアしてるのに、どうして?」

じつは、その「すぐには柔らかくならない」感覚には、研究でも裏づけがあるんです!
今日は、膝のお皿の下のクッション(膝蓋下脂肪体)と、長く上手に付き合うコツをお伝えします!

自分で揉んでも、すぐには変わらない?

膝蓋下脂肪体が硬くなると、膝の前が痛くなります。
「じゃあ、揉んでほぐせばいいのでは?」と思いますよね。

ところが、2022年に行われた研究で、意外な結果が出ています。
64人の協力者に、
手で膝まわりを押す方法(徒手療法)と、
ホットパックで温める方法を試してもらい、
脂肪体の柔らかさがその場で変わるかを調べました。

結果は、

その場では、ほとんど変わらなかった

短い時間、揉んだり温めたりしただけでは、脂肪体はすぐには柔らかくならなかったんです。
「あんなに頑張ったのに、、」と、がっかりしますよね。

ただ、この研究にはひとつ補足があります。
調べたのは、痛みのない健康な方の膝でした。
すでに硬くなった膝では、もう少し変化があるかもしれません。
それでも「一度で劇的に変わるものではない」という点は、知っておいて損はありません!

でも大事なこと

「じゃあ、もう打つ手なしな?!」
いいえ、そんなことはありません!

この結果には、大事なメッセージが隠れています。
それは、

膝のクッションは、一発でどうにかできるものではない

ということ。
だからこそ、焦って強く揉むより、時間をかけて付き合う姿勢が大切になります!

私自身、トライアスロンで膝を酷使してますが、膝の不調が一晩で解決したことは一度もありません。
でも、あわてず地道に向き合えば、膝はちゃんと応えてくれる!
それも、身をもって感じてきました。

膝の痛みは、一夜漬けでは変わりません。
けれど、コツコツ付き合えば、少しずつ前に進めます!

「ほぐす」より「負担を減らす」

ここで、発想を少し切り替えてみましょう。

硬くなった脂肪体を無理にほぐそうとするより、

そもそも脂肪体が挟まれる回数を減らす

こちらの方が、ずっと現実的です!

イメージとしては、
すり傷を無理にこするのではなく、
傷口に当たる刺激を減らして、そっと治りを待つ感じ。
膝のクッションも、同じように「守りながら育てる」意識が合っています。
たとえば、膝を伸ばしきって立つクセをやめるだけでも、挟まれる回数は減ります。

強く揉んで一気に変えようとすると、かえって刺激になってしまうこともあります。
地道に一歩一歩、気長に。
これが基本の姿勢です!

今日からできる、付き合い方

長く付き合うための、具体的なコツを3つお伝えします。

① 温めるなら、1回きりでなく「習慣」に

1回温めてすぐ変わらなくても、がっかりしないでください。
お風呂やホットパック、蒸しタオルで膝まわりを温めるのは、続けることに意味があります。
毎日の習慣にすると、血のめぐりが整い、膝が動きやすい状態を保ちやすくなります!

一度きりの「特効薬」ではなく、毎日の「積み立て」だと思ってください。
熱すぎない、心地よい温かさで十分です。
お皿の少し上、太ももの付け根あたりまで温めると、より心地よく感じます。

② 「どの動きで痛むか」をメモしておく

階段なのか、しゃがむ動きなのか、立ちっぱなしなのか。
痛みが出る場面を、1週間メモしてみてください。
自分の膝のクセがわかると、避けるべき動きが見えてきます。
痛みの強さも10段階でメモしておくと、良くなっているかどうかの目安になります。
これは、どんなケアよりも先に、自分でできる立派な一歩です!

果てしなくめんどうですが、これはすごく大切です!

③ 無理した日は、しっかり休ませる

たくさん歩いた日、運動した日は、膝も疲れています。
そんな日は、いつもより少し早めに休ませてあげてください。
「がんばった日ほど、いたわる」
このオンとオフの切り替えが、膝と長く付き合うコツです!
休ませることは、サボりではありません。
次に気持ちよく動くための、大切な準備です。

それでも、つらいときは

セルフケアを続けても、痛みがなかなか引かないこともあります。
そんなときは、どうか一人で抱え込まないでください。
とくに、腫れや熱っぽさがあるとき、夜もうずいて眠れないときは、早めに専門家に診てもらってくださいね。

yellでは、こわばった太ももや膝まわりの筋肉を整えて、膝への負担が一点に集まりにくい身体の状態に近づけるお手伝いをしています。
自分ではゆるめきれない深い部分にアプローチして、あなたの「膝と付き合う力」を後押しできればと思っています!

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

今日のポイントをまとめます。

  • 研究では、短時間揉んだり温めたりしても、脂肪体はすぐには柔らかくならなかった
  • だから「一発で変える」より、時間をかけて付き合うのが正解
  • ほぐすより、脂肪体が挟まれる負担を減らす発想に切り替える
  • 今日からできること=温めは習慣に・痛む動きをメモ・無理した日は休ませる

膝の痛みは、あわてず地道に付き合えば、ちゃんと前に進めます。
昨日より今日、今日より明日。
一緒に、あなたの膝と長く付き合っていきましょう!

膝の前の痛みが続いてお困りの方は、立川駅・立川南駅からすぐのyell鍼灸治療院にも、お気軽にご相談くださいね。

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!

参考文献

  • Takashi Kitagawa ほか「理学療法が膝蓋下脂肪体の柔軟性に与える影響:単盲検ランダム化比較試験」PLOS ONE, 2022.
タグ#セルフケア#マッサージ#慢性痛#立川#膝の痛み#膝蓋下脂肪体#鍼灸

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